いわゆるデザイナーズハウスと呼ばれるような住宅って、住みづらいと思っていました。わが家はパッと見ただけでも「デザイン住宅」と呼ばれるような、従来の日本家屋とは対極のマイホームなのですが、しかし住みやすいものですよ。
ざっとわが家の間取りを言いますと、一階部分はひとつの部屋と言えるような空間なのです。ワンフロアーにキッチンとダイニングスペースとリビングルーム、それに階段が配置された「一室空間タイプ」と呼ばれるような間取りです。
一室空間タイプの住宅は増えてきているとはいえ、まだまだ数は少数派だと聞きます。あまり身近にないデザインですから、敬遠する人もいることでしょうけれど、しかし一室空間タイプは空調管理もしやすいですし、なによりスペースが節約できて開放的な空間になります。
また、わが家は真四角の家なのですが、こちらも無駄なスペースを省くことができて住みやすいのですよね。デザイン住宅と言われるような住宅のなかでも、住みやすい住宅は確かにあるのです。デザイン性が高いからといって、住みづらいというわけではないということで。